毎日忙しい生活を送っていると、料理にかける時間があまり取れないということも度々生じます。
しかし、素早く作れる料理ばかりをしていると、どうしてもワンパターンな食卓になってしまって、飽きてしまうものです。
そこで、加工食品を上手に使って、スピーディでありながらもおいしい料理を作るコツを覚えることができます。
その一つの例として、缶詰でよくある焼き鳥缶を使った炊き込みご飯を紹介します。
かなり簡単にできる料理ですが、ワンランク上の味に仕上がりますので、試してみてください。
焼き鳥缶の炊き込みご飯、二人分の材料は以下の通りです。
・米 1合
・にんじん 30g
・しめじ 50g
・油揚げ 1/2枚
・塩味の焼き鳥缶 1缶
・だし 180ml
・酒 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・ごま油 小さじ1
・好みで白ごま、アサツキ
あらかじめにんじん、しめじ、油揚げは細目に切っておきます。
米を洗って炊飯器に入れたら、その上に焼き鳥缶を開けて入れ、にんじん、しめじ、油揚げなども乗せていきます。
そして、ダシや酒、塩、ごま油も上からまんべんなく注ぎ、あとは炊飯器の設定に従って炊くだけです。
ご飯が炊ければ、焼き鳥缶の炊き込みご飯の出来上がりです。
炊き上がったら、しっかりと全体を混ぜて器によそい、好みで白ゴマやアサツキなどを上に散らすと良いでしょう。
大皿に盛っても見栄えがいいので、分量を多くしてお客さんが来た時に作るというのもありです。
炊き込むための時間が40分から1時間くらいかかりますが、調理そのものの時間は10分もかかりませんので、忙しい時にもぴったりの料理です。
また、食材も自宅に普通にあるもので十分ですので、買い物に行っている暇がないという時にも作れるのがよいところです。
いざという時は野菜をなしにして、焼き鳥缶だけでも十分においしい炊き込みご飯ができますので、かなり便利な料理です。
この料理は、焼き鳥缶の香ばしい香りと鶏肉、ごま油の油分がポイントとなります。
食欲をそそる香りを漂わせてくれますので、どんどん食べてしまえるでしょう。
含まれている油分が、ご飯の舌触りをなめらかにしてくれますので、よりおいしく感じられるのがうれしいところです。
炊き込みご飯の中に入れる野菜の量や種類を変更してみることもできます。
また、シラタキなどの材料を足して、さらにボリュームを増やしたり味の変化をつけたりすることもできますので、応用が利きやすい料理です。
いろいろな食材を順次試してみて、家族みんなが喜ぶ炊き込みご飯を作ってみるのも良いでしょう。