おいしいから揚げを作るために準備するもの

から揚げ
鶏肉料理の中でも最もポピュラーで誰もが喜んでくれるものといったら、必ず挙がるのがから揚げです。
人によってレシピが違いますし、出来上がりのレベルも異なります。
せっかくですから、カラッとして味の深いおいしいから揚げを作るコツを覚えたいものです。

まずは、2人分の基本のから揚げに必要な材料です。
・鶏肉(もも肉) 300g
・醤油 大さじ1
・酒 大さじ1
・塩 小さじ 1/2 
・こしょう 少々
・しょうが 一かけ
・片栗粉 大さじ2

鶏肉はむね肉などに変えることもできますが、やはりもも肉が柔らかくジューシーに仕上がります。
脂肪分などが気になる人は、皮を取り除いて身だけにしておくと良いでしょう。

しっかりと漬け込んで味を染み込ませることがポイント

鶏肉は一口大にカットしてボウルに入れます。
その中に、醤油、酒、塩、コショウなどの調理料を入れます。

しょうがはおろしてから、絞り汁だけを加えるようにしましょう。
しょうがの身が入ってしまうと、どうしてもそこだけ焦げたようになってしまいますので、絞り汁だけを入れることが上手に揚げるコツです。

鶏肉と調味料を入れたら、手で揉み込んで味を染み込ませるようにします。
その後、20分以上漬け込んでしっかりと鶏肉に味が付くようにしましょう。
この漬け込みの時間が短いと、味が物足りないものになってしまいますので、きちんと時間をあらかじめ計算しておくようにしましょう。

十分肉に調味料を漬け込むことができたら、ボウルの水気を捨てますが、完全に水気を取らずにおいても大丈夫です。
そして、その中に片栗粉を入れて混ぜ、鶏肉にしっかりと片栗粉が付くようにします。
この時、水気がないと片栗粉が表面に付きにくくなりますので、ある程度水気があった方が良いのです。

揚げ方にもから揚げを上手に作るポイントがある

いよいよ揚げていくわけですが、カラッと揚げるためにはコツがあります。
まず、油の温度は160度くらいにしておき、中温を保ちます。
その状態で鶏肉を入れていき、3分から5分くらいその温度で揚げましょう。

その後、少しずつ火を強めて温度を上げていきます。
最終的に180度くらいの温度になるように調整していき、鶏肉の表面がきつね色か少し濃いめの色が着くようにしてください。
このように最初は中温程度で、少しずつ温度を上げていくことがカギで、カラッと心地よい食感のから揚げができます。

この作り方が基本的なから揚げの調理法です。
調味料にニンニクを加えたり、コショウを多めにしたりと、いろいろな味のバリエーションを増やすことができます。
基本を押さえれば、簡単に作ることができて、誰もが気に入る味に仕上がるのがから揚げの魅力ですので、いろいろな味を試してみましょう。